♥ まったく

手ブロに繋がらないんで、「キスの場所で22のお題」をやってみたいのも合わさって超長編小説書きます。
あ、ロクマファンの皆様ごめんなさいBSBです自己満足ですサーセン。
しかも海行くお話です。ずっと前からプロット練り練りしてました。
むちゃくちゃどうでも良い細かいとこまで設定考えたりして、ものっそ楽しかった。
萠と萌と秋くんと夏くん。お題はあきざしで消化します。
やるきがあったらロクマでもお題やりたいなー。
今回のは序章的な、全然短いお話。

　さて、時は7月中旬。
　大概の学校は夏休みに入る。
「と、ゆー訳で、海行こか!!」
「……は？」
　夏のこれでもかと言うほど爽やかな笑顔は、萠の対称的なまでに嫌そうな顔で発せられた一言によって、あっという間に泣き顔に変わった。
　泣かせた当人はさして気にする風でもなく、読みかけだった雑誌をまた捲りだした。
「なあ萠ぃー。海行こうやー。俺いちおー泳ぎたいねん。」
「じゃあ一人で行ってこいよ。」
「そんな殺生なー!!」
　この直後、夏が雑誌の角で「いつの時代の人間おめーはよお」という突っ込みと共に頭を殴られたのは言うまでもない。