♥ 昨日の夜に書いたリアタイの記事が電波すぎる件について

何も言いませんけど（＾ｑ＾）←
ドラクエの主人公って、基本的に受けくさいよね、みたいな、そんな事ばかり考えています。
まあ、私5と8したやった事ないけどね!!　8の主人公のほっそい腕が大好きです。変態でごめんね。
あえて語るなら、ククール×主人公かな。逆でも多分いけるけど、私的に主人公は受けでお願いします。
この間、カップアイス食べるためだけに足で操作してました。懐かしい。
追記は壊鋼です。結構前に書きかけを放置してました。ほんですっかり忘れてました。
なんか、珍しく無害なお話ができました。そんな感じです。じゃあ、どうぞ。

　痛いのは嫌い。
　壊すのは好き。
　そんな矛盾した俺の思考回路は、今日も僅かな熱と共に動いている。殆ど聞こえないはずの稼動音は、頭の中で反響してザリザリと不愉快極まりない不協和音を響かせてくれている。ああ全く、こんな至極不愉快な音が溢れかえっているから俺はそれを壊したくなるんだ。自分勝手なその文句は不協和音に掻き消されてしまった。世に溢れる無駄な音を壊せば、もっと綺麗な音が聞こえるはずだ。あの人の睫毛がふわりと落ちていく音だって、言葉を発そうと息を吸う音だって。
「メタル。」
　声を掛けても、返事はなかった。辺りに物音は一つもしない。ザリザリ。ザリザリ。不協和音だけが聴覚器内を満たす。そのノイズを取り払おうとするかの如く頭部を振り、周囲を見渡す。ソファに埋もれていた当人は、容易に探し出せた。
「メタル。」
　聴覚器のすぐそばで囁いても、全く動かない。寝ているのか、なんて思っても、面白くもない。早く起きて、早く俺を見てよ。ザリザリ。不協和音が邪魔をする。揺すって、寝起きで揺れる綺麗な瞳に見つめられ、漸く黙る不協和音。
「な、に……？」
　寝起きの掠れた声、眠たげに伏せられた瞼、瞳を縁取る長い睫毛。綺麗。不協和音はどこか遠くに消えてしまって、代わりに聞こえるのは時計の秒針が進む音。カチコチ。カチコチ。このまま秒針の音に呑まれて二人、消えてしまえたら、なんてくだらない妄想に勤しむ俺の思考回路は、けれども不協和音は全くしなかった。

 

二人と時計の協和音

（午前の日向、ソファの傍で）