♥ ハゲ

「なーなー、『ちびたえんぴつ』って、どんな鉛筆なんだ？」
「先が擦り切れて小さくなった鉛筆の事だな。ちなみに漢字は……」
カリカリカリ
「こう書く。」

『禿』

「へー……じゃあフラッシュとお揃いなんだな!!」
「誰がハゲだボケェェェエエエ!!!!!!」


……と、初っ端からふざけてみましたが、如何でしょうか。
ちょっと今日のTFAがすごく面白かったので調子に乗ってみました。
アイアンハイドが可愛かったですよー。リアタイで実況みたいなんなるくらいテンションあがったしね。
しかし壁紙はメガトロン様である。今日の次回予告好きです＾＾＾＾
あまりTFAの話ばかりでもどうかとは思うんですが、この一週間、特にロクマで新しい事もなかったんでどうしようもないです。
あ、あったわ。あの、前の記事では泡×泡書いたんですけど、やっぱり我が家設定ではバブルはこのCPでいきたいです。
でもそしたら読むとき「バブバブ」ですよね!!　赤ちゃんですよｎ（（（（
まあとりあえず追記は蛇光です。鋼光が続くんじゃないかとか言って全然続かないワナ。
前のバブバブ（バブバブ言うなし）がちょっとアレだったからか、普通に可愛いお話となっております。
あ、いや、でもむちゃくちゃ可愛いかって聞かれたらそこまでって答えますよ。
今回はやたらとフラッシュにスネークを観察してもらいました。
タイトルは妹様に考えてもらいましたよ。妹様thx＾＾
一応書いておきますが、妹様は腐女子じゃないです。理解があるだけ。
ほんで、妹様って書いてるのは二コ下で、妹って書いてるのは五コ下の妹です。

　しとしと雨が降っている。
　こんな日はカメラの手入れをする気にもなれず、もちろんやる事もないので一人自室で時間を潰している。とはいっても、ただぼんやりとしているだけなのでこの上なく暇だ。欠伸が出るどころではなく、溢れてくる。
　その欠伸をかみ殺しながら窓の外へと視線をやると、灰色の雲をバックに鮮やかな緑が目に飛び込んだ。エメラルドグリーンともモスグリーンともいえない不思議な緑は、外の雨をものともしないで木の上に腰掛けている。いくら野外調査タイプだとはいえ、雨の中に長時間いるのはあまり褒められた行為ではない。
「おい、暇なんだろ。」
　こいつはこちらに気付いてなかったのか、声をかけた瞬間びくりとしてから首を回した。ルビーみたいな、だけどワインみたいなその深い赤は、驚きと戸惑いとが入り混じってて、こいつでもこんな顔ができるんだって妙に嬉しくなった。
「せん、ぱい？」
　そのきょとんとした表情で何を言うのかと思えば、こんな返事にも困るような一言それだけで、やっぱりこいつが好きだなあと実感した。
「俺の部屋には俺しかいねえよ。それより、雨、濡れるだろ？」
　入れよ。指差したのは当然俺の部屋。自慢じゃあないが、カメラをいじるのと同じくらいに部屋掃除は好きだ。だからいつだって基本的に綺麗な俺の部屋がこいつも好きって事くらい知ってる。
「や、でも先輩、俺濡れてるんで……」
「だから入れって言ってんの。タオルもあるから、早く。」
　それでも尚渋る頑固な後輩機の腕を無理矢理掴んで、半ば強引に窓から連れ込む。外が寒いからか、機体の表面は冷たいものの、じわりと伝わる熱は少し高い。
「わー、お前ぬっくいなあ。」
　だから、と言っちゃあこいつが可哀相かもしれないが、そのまま抱き締めてベッドの上に倒れ込む。真珠でもミルクでもない白い胸元にぐりぐりと顔を押し付けて、細いとは言い難い黒い腕がちゃんと俺を包み込むように整える。
「先輩……」
「んー？　何だー？」

大雨洪水愛してます警報
（「愛してますよ。」「おー、キグウだな!!　俺もだ!!」）